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【ワーホリ留学】どっちが良い?カナダ OR オーストラリア【英語編】

【ワーホリ留学】どっちが良い?カナダ OR オーストラリア【英語編】

今回はワーキングホリデー又は留学の人気国、カナダとオーストラリアの英語について、どちらが良いのか、というのを比較したいと思います。

繰り返しにはなりますが、一個人としての意見になりますので、あくまで参考程度にして頂けると幸いです。

結論から言うと、英語の発音の違いで国を決めてしまうのは、とっても勿体無いです。

初心者レベルで、どちらの英語が良いということは無いと思います。

その理由を、以下の表で比べながら、

更に両国を過ごして感じる英語の違いについて、エピソードを交えながら説明していきたいと思います。

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

マンション

apartment

flat

請求書

check

bill

車のナンバープレート

license plate

number plate

車のボンネット

hood

bonnet

ガソリンスタンド

gas station

petrol station

懐中電灯

flashlight

torch

水道の蛇口

faucet

tap

よく言われているのが、カナダはアメリカ英語、オーストラリアはイギリス英語、又はオーストラリア英語で比較されています。

日本の英語教育はアメリカ英語なので、アメリカ英語一択と思うかもしれません。

しかし、number plateやbonnet等、カタカナ英語と同じものが、ちらほらイギリス英語に見られます。

逆に、アメリカ英語だったら、ピンと来なかったりしますよね。

発音にしてもそうで、先日あるイギリス出身のユーチューバーの動画をパートナーと見ていた時、“vitamin”の話になりました。

パートナーは一旦動画を止めて、え?今彼は何て言ったの?“ビタミン”?(イギリス英語)“ヴァイタミン”(アメリカ英語)じゃないの?と。

カタカナ英語だと、イギリス英語のビタミンと発音する方が近いですよね。

つまり、オーストラリアに行ったらイギリス英語になってしまうから辞めておくといった理由であれば、とっても勿体無い決め方だと思います。

もし車のナンバープレートを英語で言う時に、number plateと言うのなら、アメリカ英語を使っていないことになるでしょう?

語学学生であれば尚更、周りは非ネイティブ同士なので、アメリカ又はイギリス英語以前に、自らや他国のアクセントの違いに気が付く筈です。

しかし、英語初心者が0から1の状態になった時に国を変えると、その違いが顕著に感じられると思います。

異なる言い回し、単語1つにしても普段使うものと、使わないものが異なります。

よく使っていた言い方だったり単語は、たった1年であっても体に染みついて、考えるよりも先に言ってしまいます。

勿論間違えでは無いのですが、伝わらない、もしくは違った意味合いに聞こえる場合もある為、私の場合未だに後で気が付いて言い直したりしています。

例えば、“懐中電灯”(スマートフォンのライト等も)は、オーストラリアではイギリス英語の“torch”を使っていました。

しかしカナダ人からしたら、これはオリンピックの聖火リレーに使うような“たいまつ”をイメージするらしく、火を点けるのかと突っ込まれました。

アメリカ英語では、“flashlight”が一般的です。

確かに、スマートフォンのライトのボタンも“flashlight”と表示されていました。

こういったことの修正は、日々の生活の中で指摘されたり、自然と気付いていきます。

私はよく1人ランチに出掛け、その接客から気付いたり、それをそのまま真似て仕事で使ったりしていました。

しかし、カナダやオーストラリアは移民国なので、英語が第二言語の人や、アメリカ英語、イギリス英語を使う人が混在しています。

接客業をしていた時に電話で、お客様の電話番号を聞いた際に、0から9までの10個の音しか無いのに、1つだけどうしても聞き取れないものがありました。

更にそれが複数回ありました。

後でインターネットで調べると、イギリス英語の中でも、eの音をアイと発音する地域があるようで、その当時は知らなかったのです。

アイトと発音されて、私にはチンプンカンプンでした。

頭のなかで10個の数字を発音してみて、1番近そうだったeightに無事辿り付きましたが、そこまで行くのに何度も電話番号を確認する必要がありました。

今でこそ、ハリーポッターを見ながら、ロンがチェスの駒をアイトの何処に移動だと言った言葉を聞いて理解出来ますが、

何度も見た筈の映画でさえ、昔は何とも違和感すら感じずに見ていたんだなぁと今になって思います。

日本語にも方言があるように、ネイティブスピーカーからすると、同じ国でも微妙に違うようで、

田舎の方では特に強いアクセントがあるとのことでした。

さて、ここまでカナダの英語はアメリカ英語ということ前提で書いてきましたが、実はカナダはイギリスの影響を深く受けた国でもあります。

なので、カナダ人はイギリス英語とアメリカ英語をミックスしています。

特に綴りでは、イギリス英語のスペルの単語が複数あります。

例えば、バンクーバーのシティセンター駅は、“centre”をイギリス英語のスペルで表示しており、とても混乱した記憶があります。

ごみは、イギリス英語の“rubbish”と言うと違和感を感じると言われ、アメリカ英語の“garbage”に直したのに、

ごみ箱はアメリカ英語の“trashcan”よりも、イギリス英語の“bin”が一般的なような気がしますし、

水道水は、“tap water”しか聞いたことがありません。

またレストランでの領収書も、“bill”の方がどちらかと言うと聞く方が多いです。

最後に、アメリカ英語、イギリス英語のどちらが良いというものは無いと思っています。

むしろ、非ネイティブだからこそ、様々な引き出しがあればある程、英語への理解は深まるのかなと最近はプラスに捉えることにしています。

その為、私は2ヵ国でアメリカ英語、イギリス英語両方を知ることが出来て良かったです。