【ワーホリ留学】カナダ OR オーストラリア? 田舎 OR 都会?【エリア編】

今回は、ワーキングホリデーや留学で、田舎か都会でどちらが良かったのか。
カナダとオーストラリアでの経験を元に、それぞれの良さや、不便な点等をシェアしたいと思います。
私は1年半オーストラリアの大都市で留学していました。
2ヶ国目となった際に、エージェントの皆さんが口を揃えて、カナダとオーストラリアは似ていると言っていました。
どちらにも住んでみて、今はその意味が何となく分かります。
特にそれは都会で感じることになりましたので、カナダでは田舎暮らしを決めました。
先ずは、似ていると言われた点について説明したいと思います。
1つ目は、両者の地理がとっても似ています。
例えば人気都市同士、カナダのバンクーバーと、オーストラリアのシドニーを地図で比べて貰うと分かると思います。
【バンクーバー】

【シドニー】

どちらも海に囲まれ、大きな公園があります。
因みにカナダのStanley Parkは広すぎて、徒歩で入ったら永遠と出られない道が続き、大分後悔することになります。
皆さん基本的には車、又は自転車で来て楽しんでいます。
そして、双方ノースエリアとは橋やシーバス、フェリーで渡ることが出来ます。
国全体を見ても、どちらも大陸は大きいものの住めるのは殆ど端っこで、後は森だったり砂漠だったりです。
カナダのエドモントン等、大きな街でカナダの真ん中に位置する都市もありますが、冬はマイナス20度、30度の世界。
住むのは、ちょっと大変そうです。
似ている点について、次に両者が移民国であること。
特にそれは大都会で感じると思いますが、街を歩いていると、英語以外の言葉が日常的に聞こえます。
どの人が元々住んでいた国民なのか、どの人が移民なのか、または二世三世なのか、パッと見ただけでは分かりません。
オーストラリアでは特に語学学生だったので、生粋のオーストラリア人に出会うことは殆どありませんでした。
旅行でケアンズに行った際に、初めて所謂オーストラリア英語を聞いたくらいです。
そして、両者共に歴史的背景が色濃く残る都市があること。
カナダのケベック、オーストラリアのメルボルン。
どちらもヨーロッパの影響を受け、その歴史的建造物が多く残っています。
私は旅行した程度ですが、ワーキングホリデーの1年間に色んな都市に住んでみるのも、また違った雰囲気で素敵だな、と今になって思います。
このように、両者なんとなく似ている要素を持った国だということを踏まえて、次に都会と田舎のどちらが良いのかを比較していきます。
結論から言うと、あくまでも都会生まれ育ちの私の視点ですが、1年程度の短期なら都会の方が良いのかなと思います。
先ずは、やはり何でも揃うところ。
これ持って来たら、これがあれば、、、考えてパッキングした筈でも、いざ生活してみると必要なものは1つ2つと出てきます。
都会だと日本で買えるものの大体が買えてしまうので、日本と変わらない生活が出来ます。
特に文具は、日本製(又は日本メーカー)に勝るものはありません!
留学だと毎日課題に予習復習と大忙しなので、こういったところもストレスフリーにしたいところです。
次に、良くも悪くも言語面。
特に、初めての留学やワーキングホリデーなら都会が無難かもしれません。
お店の店員さんは勿論、日本人と多く出会うことが出来るので、日本語に飢えることはありません。
私は楽し過ぎてホームシックになることは無かったのですが、ホームシックになっている人も結構見ました。
右も左も分からない語学学校生活が始まり、不安解消にも日本語で話せるお友達は1人はいた方が安心です。
またイベント等の多さも、都会ならでは。
折角海外にいるのですから、お家時間よりも外に出たいですよね。
都会暮らしでは徒歩圏内にダウンタウンがあったので、しょっちゅう出歩いていました。
田舎だとこれが尽きてしまい、飽きてしまいます。
いつもと変わらない小さなダウンタウン。
様々なマーケットを巡ったとしても、大体出店は同じところばかりで、何処に行っても面白味が無くなってしまいます。
今はこの環境が生活になったので慣れてきましたが、来たての頃は飽きてしまって、わざわざ都会の方まで小旅行していた程でした。
一方で、もし英語環境だけで生活したいのであれば、大都会でこれは難しいと思います。
語学学校に行けば多くの日本人に出会うでしょうし、街でも見掛ける筈です。
しかし先述した通り、そういった出会いの全てを拒絶するのでは無く、必要な時に助け合える友達が1人2人居たら、もっと安心出来る渡航になると思います。
思いがけず、素敵なお友達が出来るかもしれません。
実際、私のこれまでの海外生活において、日本人のお友達の存在はとても大きいです。
上手くコントロールして環境作りをし、留学、ワーキングホリデーを充実したものにしたいですよね。
英語も気になるところですが、都会で私が1番苦労したのは家探しです。
まず最初に、家を探しているのって私たち外国人だけではなく、現地の人もそうです。
そしてやはり外国人は立場が弱く、良い物件は現地の人が優遇されて契約していきます。
オーストラリアの都市部では、土地、家、家賃の高騰で、当たり前のシェアハウスを更にシェアするという状況でした。
たった1年半の間に5回も引っ越しをしたので、カナダでは警戒していたのですが、状況が全く違って拍子抜けしました。
これについては、長くなりそうなので、別記事に書いてみたいと思っています。
国が違うので、都会と田舎の違いなのかは分かりませんが、
ある程度住んでみて思うのは、先を見据えるのならやや田舎暮らしが落ち着くかなと感じます。
最後に少しまとめてみます。
短期間の留学、1年のワーキングホリデー、初めての海外生活、これらに当てはまる人には都会暮らしがおすすめです。
ワーキングホリデーなら途中で都市を変えられますし、まずは都会で様子を見るのも有りかなと思います。
一方で、2か国目のワーキングホリデーだったり、長期の留学なら田舎エリアが良いかもしれません。
英語にも若干慣れて来た頃、同じことの繰り返しよりも、1ステップ進んだ経験が出来るでしょうし、また違った暮らし方が出来ると思います。
しかし、いずれにしても感じ方は人それぞれ。
意外に田舎がしっくりくる人もいれば、都会しか考えられない人も居ると思います。
私は日本では都会しか住むことが考えられなかったのですが、今は少し田舎の方がゆっくり出来て良いのかな、なんて思ったりもします。

