【カナダ 永住権申請】X線検診等 ちょっと恥ずかしかったこと

永住権の申請に健康診断が必要で、ドクターの予約はネットで出来ましたが、その他の検査は電話予約でした。

ドクターの予約票に、X線とその他の検査を予約して下さいと書いてあり、しかもその予約窓口がバラバラなので、気を付けないと見落とす可能性大です。

今時ネットで予約出来ないなんて、と苦手な電話を片手に、必要伝達事項をメモ書きにしたものを目の前において、緊張しながらかけました。

まず、よほど翌日予約を希望する人が多いのか、又は外国人の英語に今まで大変な苦労をされたのか。

日付まで伝えて来週の曜日をお願いしているのに、今週はもう予約が取れないですの一点張りでした。

一呼吸置いて、来週の予約なんですけど、空いていないですかと聞くと、あ、来週?いつがいいの?とコロッと態度が変わりました。

その後、無事、再三、時間と日付を確認して電話を切りました。

仕事でも電話を使っていましたが、日本人は名残惜しく何度もさよならを言って、受話器を外してからも、更に数秒経ってから切るのに対して、こちらではじゃあと言い切るまでもなくガシャン。

私も仕事の時は忙しくしていたので、そんな感じだったかもしれません。

でも、何だか怒ってるみたい。

そう思うと、日本は見えない相手にでさえ、何と素晴らしいカスタマーサービスなんだろうと思います。

X線の検診の日、恐らく電話口で話した受付の女性に出会いました。

彼女も、全然嫌な感じでは無いんです。

行った時には個人のスマートフォンを触っていて待たされましたが、何だかこういうのももう慣れっこになりつつあります。

きっと、彼女にとって重要な連絡をしていたのでしょう。

プライベート、家族優先が当たり前な世の中です。

そういうのも含めて、自己責任なんでしょうね。

話を戻して。

X線では、服を脱ぐのかどうかが分からず。

見渡しても、そういった説明が一切見当たりませんでした。

下着だけを取るのか、上の服も脱ぐのか、彼に聞いても分からないとの役に立たない回答です。

流石に中まで来てもらうのは、ちょっとおかしいかなと、この時は待合室に残して1人で行きました。

中国系のドクターの方が、直ぐに、はい、これをそこで着てね、これはあなたの腰紐だからねと、使い捨ての検査着を渡してくれ、カーテン付きの小さな更衣室で着替えました。

ちょっと面白かったのが、一言言う度に文頭に私の名前を入れてくれるので、気がほぐれました。

後で、私の知り合いの失敗談を最近聞いたのですが、当時彼女は分からず上の服は勿論、下の服まで脱いでしまったそうです。

その後で、下は、、着てていいですと、検査技師もビックリしながら言われたとか。

確かに、私の時もその様な説明は事前に無かったので、勘違いって起こり得る話で、慣れていない海外なら尚更。

自分が知らない間に有り得ないことをしているのかも、気をつけようと思った次第です。

血液尿検査は、予約が必要無かった為、待たされるのかと思っていましたが、運良く直ぐに案内して貰えました。

尿検査は、透明の大きな蓋付容器に直接入れて、受付近くの箱に入れに行ってね、と言われました。

男女別のお手洗いの中に窓口があって、置けたりする日本のイメージがあったので、その容器を持ちながらウロウロするのにとっても抵抗がありました。

丁度壁で入れる予定のボックスが隠れていて、遠目で見つけられず。

お手洗いの前で待ってくれているかと思ったのに、遠い場所に座っている彼に半ばイライラしつつ、容器を必死に隠しながら、遠くの彼に箱が無いと、これまた必死に訴えました。

箱は、牛乳瓶を入れるような青い大きなものが、どーんと何のカバーも無く置かれていて、一応仕切られた場所に入れる形でした。

そのまま容器を隠しながら、大慌てで入れて無事終了です。

受付前の、普通に人と接する場所だったので、とても恥ずかしい思いをしました。

また、そこに検尿がどんどん溜まっていくのかと思うと、何だかちょっと、、といった気分になりました。

国が違えば考え方も違うので、ちょっとしたことで、日々驚かされています。

今度は、彼がそれを感じる番なので、日本に帰ったら外国人目線で驚いたことをシェアして貰おうと思います。

もしかしたら、私たちの普段していることが、実は変だったりするのかもしれません。